インプラント手術とアフターケア

インプラント治療は誰でも受けられるわけでありません。インプラント治療が適さない人としては、骨粗しょう症、高血圧、心臓病、肝臓病、糖尿病、歯周病などの病気を抱えている人です。しかし、インプラント手術の技術が進歩したため、現在ではこれらの病気持っている人でもコントロールされている状態であればインプラント治療は可能です。インプラント治療を行う場合には、まず口の中の健康状態を診査して治療が可能かどうかを判断します。必要があればレントゲンや、血液検査などを行いその後治療計画を立てます。手術は全身麻酔ではなく、局部麻酔で行われます。顎の骨に、インプラント埋入用の小さな穴を開け、そこにチタンのインプラントを埋め込みます。

手術は通常1回法で約2時間で、日帰りが可能です。インプラントを埋めたあと、前歯など外から見えるところは仮歯を入れます。その後、3〜4ヶ月の期間をあけインプラントが骨に完全になじみ、固定するのを待って正式に人工の歯を入れます。手術1回法のインプラントの場合、ここで人工の歯の取り付けが完了します。手術2回法の場合は、ここでインプラントに歯の土台を接続する2回目の手術を行い、その後3〜4週間おいてから、歯を取り付けます。

歯を入れた後は3〜6ヶ月に一回の定期健診が必要になります。インプラントの治療期間は、上顎の場合、通常、インプラントが上顎にしっかりと結合するためには6ヶ月
以上必要で、その他に必要な治療期間も含めると約12ヶ月の治療期間が必要となります。一方、下顎の場合は通常、3ヶ月以上の治癒期間が必要で、その他に必要な治療期間を含めると最低、約6ヶ月の治療期間が必要です。

インプラント治療の成功率は90%以上あると言われていますが、残念ながら100%ではありません。失敗するのはインプラントと骨が結合しないためです。これは人間の身体がもつ拒絶反応によるものだと考えられます。身体がインプラントを異物だと判断すれば骨と結合しなくなります。異物だと判断させない為には無菌室に近い手術を行うことや、使い捨ての器具を使用することなどの方法があります。

インプラント治療で一番重要なのはインプラントを埋めるだけの骨の量があるということです。インプラント手術が成功するかしないかは、術後1〜2週間で決まるといわれます。そのため抜糸までの1週間の間に数回通院します。インプラントは手術を担当する医師の技術も重要ですが、術後のメンテナンスも同じくらい重要になります。
インプラントが人口の歯だからといって、虫歯や歯周病には感染しないと考えたり、手入れをしなくてもよいだろう」と考えのは大きな間違いです。普段の手入れが大切なことは、普通の歯の場合と何ら変わりません。

メンテナンスを怠ると、天然の歯以上に歯周病になりやすく、インプラント自体が使いものにならなくなります。インプラントのメンテナンスは、自分が行うホームケアと、歯科医などが行うドクターケアがあります。
ホームケアとしては家庭でのブラッシングがメインとなります。ドクターケアではインプラント内のネジの緩みや咬み合わせ、変形や損傷がないかなどを確認します。インプラントのメンテナンスはくれぐれも医者まかせにせず、患者自身が正しい知識を身に付け自分で管理するようにしてください。


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premium55 at 01:37 │Comments(0)TrackBack(0)clip!歯の健康 

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